健診の結果で、次のような指摘を受けたときにご相談ください。
指摘された内容だけでは、病気があるかどうかは決まりません。
眼科で検査をすると、治療が必要な状態か、経過を見てよい状態かが分かります。
次のような変化が急に起きたときは、健診の結果にかかわらず、その日のうちに受診してください。
これらは健診で指摘された内容と関係なく起こることもあります。急いで治療が必要な病気が関係している場合もあります。
症状だけでは原因が決まらないため、検査で確かめる必要があります。
早く受診したほうが、選べる治療が多く残ります。
視神経の形の変化は、緑内障で見られることがあります。ほかの理由で指摘されることもあります。
緑内障は、視神経の形と、見える範囲(視野)の変化から診断します(出典: 日本眼科学会「緑内障」)。
そのため、眼科では目の奥の検査と視野検査を合わせて確かめます。
眼圧は、目の中を満たす水(房水)の量で決まる、目の内側の圧です。通常は10〜20mmHgが正常の範囲とされています(同じ解説による)。
眼圧が正常の範囲でも、緑内障が起こることがあります。眼圧の数字だけでは決まりません。
網膜の出血や白い斑点は、糖尿病網膜症などで見られることがあります。ほかの原因もあります。
糖尿病網膜症は、初期には小さな出血などがあっても、自覚症状はほとんどありません。
眼鏡の度数が合っていないことのほかに、白内障など目の病気が関係していることもあります。
指摘された内容に合わせて、次の検査を組み合わせます。
瞳を広げる目薬を使うと、効いている間はまぶしく、手元が見にくくなります。効き方には個人差があります。
その間は車・バイク・自転車の運転ができません。 公共交通機関か、ご家族の送迎でお越しください。
間隔は目の状態によって変わります。見え方が変わったと感じたときは、次の予約を待たずにご相談ください。
眼科で受ける診察と検査には、公的医療保険が使える場合があります。
自己負担の割合は、年齢と所得によって1割・2割・3割に分かれます。
保険証(またはマイナンバーカード)と、負担割合が書かれた証をお持ちください。
費用は、行う検査の種類と数によって変わります。実際の金額は受診時にご確認ください。
次のようなときは、その日のうちに受診してください。
目の病気は、自覚がないまま進むことがあります。指摘を受けたら、症状がなくても検査を受けてください。
糖尿病のある方は、症状がなくても年1回の目の奥の検査が推奨されています(出典: 日本眼科学会「糖尿病網膜症」)。
ここだけが医院ごとに変わる内容です。
屈折検査、眼圧検査、視野検査、眼底検査、OCT検査、角膜形状解析。
日本医科大学多摩永山病院、東京都立多摩総合医療センター、杏林大学病院、稲城市立病院。
Web予約と、ご予約なしのご来院の両方に対応しています。
健診で「視神経乳頭陥凹拡大」と言われました。緑内障ですか。
その言葉だけでは決まりません。視神経の形の変化は緑内障で見られることがありますが、ほかの理由で指摘されることもあります。目の奥の検査と視野検査を合わせて確かめます。
症状がないのですが、受診は必要ですか。
受診してください。緑内障や糖尿病網膜症は、初期には自覚症状がほとんどありません。症状がないうちに見つかると、選べる治療が多く残ります。
眼圧が高いと言われました。緑内障ですか。
眼圧の数字だけでは決まりません。眼圧が正常の範囲でも緑内障が起こることがあります。視神経の形と見える範囲の検査を合わせて確かめます。
検査の日は車で行けますか。
瞳を広げる目薬を使うと、効いている間はまぶしく、手元が見にくくなります。その間は運転ができないため、公共交通機関か、ご家族の送迎でお越しください。
何を持って行けばよいですか。
健診・人間ドックの結果票と、眼底写真があればそれもお持ちください。お薬手帳と、いま使っている眼鏡もお持ちください。
精査で異常がなければ、もう検査は受けなくてよいですか。
目の状態は年齢とともに変わります。次の健診を受け、見え方が変わったときは受診してください。次に検査を受ける目安は、診察でご案内します。
このページの医療内容の監修
篠塚 康英(院長/日本眼科学会 眼科専門医, 医学博士)
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